「ビバ!谷町九丁目の夜」蘭亭 谷九店 季節の青葉炒めと台湾ラーメン


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高級感を醸す革張りのシート。二胡がたおやかに奏でる如何にも中華なBGM。身なりを整えた客たちがざわざわと賑わう。落ち着いた店内装飾も、黒い木目のテーブルも、そのそれぞれに置かれた手指の消毒液や、箸と一緒に出てくる敷き紙も、「ちょっといい店」を演出している。店員の応対も、感じが良い。

しかし生ビールはアサヒスーパードライ。瓶ビールもアサヒスーパードライ。店員を呼んで確認してみてもアサヒスーパードライ。困った。ビールを提供する飲食店は2社以上から仕入れなければならない、という条例か何かが出来ないだろうか?しかしどうしてもビールが飲みたい欲求に負けて、生ビールを注文。

青葉炒めは、空芯菜(1,300円)、ほうれん草(950円)、
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青梗菜チンゲンサイ(950円)、小松菜(950円)から素材を選ぶ。青梗菜は売り切れとのこと。少し迷ってほうれん草。塩気は効いているが、からいと言う程ではなく、旨味調味料寄りの味付け。にんにくはしっかりと香る。流石に上手に炒めてあってシャキシャキと美味しい。ビールが進む。

酒のお代わりとしてハイボールと、台湾ラーメンを追加注文。1/3ほど残っている青葉炒めをちらっと見た店員が「ラーメンはすぐお作りしてよろしいですか?」と確認を入れてきて、行き届いてるなあと感心する。

台湾ラーメンは、カエシが独特の香りを有する。醤油とあと何ジャンだろう。挽き肉も少し変わっていて、ゴツゴツ固くて噛み甲斐がある。メニューに「クセになる辛さ」とあったが確かにそうで、しかし辛過ぎず、まず旨味が来て、あとからジワジワ来る。糸のような細麺を束にして啜る。たっぷりの麺量。半分食べたあたりから汗が噴き出してくる。輪切りの唐辛子が山ほど入っていて、どんどん辛さが増してくる。にんにくはさほど気にならない。

あとで調べたらこの店は酢豚が大層人気らしいので、今度はそれを食べよう。問題は合わせる飲み物か。いっそ紹興酒でもやるか?あまり得意じゃないが。ご馳走様々。

【お店】蘭亭 谷九店
【アクセス】谷町九丁目駅から徒歩すぐ
【メニュー】季節の青葉炒め 950円、台湾ラーメン 880円
【味】ちょっと上品な台湾料理
【雰囲気】ちょっと上質な空間
【私のおすすめ度】A

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★私のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足!絶対おすすめ
AA 満足!超おすすめ
A おすすめ
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない

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