【祝500投稿記念回】「自家栽培イチゴはセクシー」マガジーノイチゴのドルチェピッツァ(テイクアウト)

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500投稿達成について

お陰様で「藤ごち。」は今回で500件目の投稿となりました。ひとえに見に来てくださる皆様あってこそです。この先も記事をひとつひとつ積み重ねて、次は1,000件まで行きたい。その大きな目標に対して、いまどのあたりかなと考えています。

今回のレビュー内容について

マガジーノさんね、以前に一度テイクアウトでピッツァをいただいた事があります。ルーナロッサ。半分を折りたたんだ形のもので、大変おいしかったですね。私はピッツァにもしっかり向き合っていきたい。ちなみに今回は、妻がマガジーノさんのホームページで見つけた期間限定ピッツァなので期待しています。だからこそ私は、期待している。

※前回記事 2018.5
https://fuji-gochi.com/?p=3839

後乗せ自家栽培イチゴについて

とにかく美味しい。柔らかく甘くジューシー、そしてセクシー。私はね、市販のイチゴはサクッとした食感のものが多いと思ってますが、これはジュワッとしている。また粒の大きさが不揃いで、良い意味で “選別された感じ” がしない。しかしだからと言って味にばらつきがあるわけでもない。いいですか、これだけははっきり申し上げる。これは市販のイチゴではないと。

ピッツァ生地について

非常にモチモチとした生地には、全面にべっとりと、あのヌテラを塗ってる。ふふ、ちょっと待てと。駄洒落かと。まったく気が抜けませんね、ふふ。非常に濃密なヌテラの甘さと、絶妙な生地の塩加減、焼き加減に、私は感動した。そして食感ですが、これは私の気のせいかもしれませんが、所々にチョコチップが散りばめられているような気がした。気のせいかも知れないが、私は、このような感覚こそ大切にしていきたいと、そういう気がしています。

食べ方について

ピッツァを受け取るとき、店員さんが教えてくれたんです。バニラアイスと相性が良いのでおうちにあれば是非、と。その瞬間、パッと頭にイメージが浮かんだんですよ、ピッツァ生地とイチゴの間でとろけるアイスが。これはもう乗せないわけには行かない。違いますか？すぐさま妻に電話でストックを確認し、その足でスーパーに行きました。そういうスピード感、フットワークの軽さこそ、美食家として大切にしたい。そして、少し温めたピッツァ生地に冷たいアイスを乗せれば、いわゆる “ひやあつ” を楽しむ事ができるし、楽しまなければならない。これはもう使命感とでも言いますか、言わば、使命感です。

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カロリーは大丈夫か

私はね、美味しさとカロリーの相関を見つめるとき、自分の体重は今どのくらいかな、とか、そういう事を気にしないようにしている。美食の世界って私からすれば戦場。やるかやられるか。食うか食われるか。そんな中で、このカロリーの問題については様々な方面から大小の圧を感じていますが、グルメブロガーとしてじっくりと向かい合い、そして、しっかりと受け流していく。だからこそ、美味しさとカロリーの相関を見つめることができるんだと、私は思います。

奥さんと娘さんの反応は

妻は、生地の良さ、ヌテラの甘さ、バニラアイスの旨さ、それらに引けを取らないマガジーノさんのイチゴの出来に、ひたすら感動しているようでした。「カスタードクリームとヌテラをハーフ＆ハーフにして、ホイップクリーム盛り盛りにしてみたい」とも言っていて、いや待てよと、それはパンケーキじゃないかと。私はね、彼女のそういう純粋さに触れるたび、寄りかかっていいような、ああ、この場所はスーツを脱いでいいんだな、キーボードから手を離していいんだな、無防備でいいんだ、そういうふうに思えるんです。あと、娘は「おいしぇ！」と、それだけです。理屈じゃないんです。

総括

ひとつひとつの要素がインパクトを持っている、そう感じました。それゆえに全体のインパクトもある。私はヌテラというものを初めて口にしましたが、この強烈な個性をひとつの要素として、全体をまとめる。これはただ事ではないなと。素材の良さ、技術、それに何か作り手の “おもてなしの心” のようなものの融合。私はね、30年後にこの感動を思い出すとき、自分は何歳かなと、食べながら考えていました。この感動を果たして30年後まで覚えているか、そこの節目を、私は見届ける可能性のあるブロガーだと思います。ご馳走様々。

マガジーノ公式サイト
https://www.magazzino.co.jp/