太閤園 ほたる物語ディナービュッフェ


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以前のランチビュッフェに味をしめ、またやって参りました太閤園の、今度はディナービュッフェです。ほたる観賞付きということですが、生憎の雨模様。梅雨なので仕方がありませんね。

 

太閤園
ほたる物語ディナービュッフェ

 

シェフがその場で切って取り分ける牛、豚、鴨のロースト食べ比べは、それぞれの良さがあり甲乙つけ難いところ。僅差で私は牛に軍配、妻は鴨。またソースを変えれば少し違った味わいで、まるで地位や衣装で着飾れば異なって見えます人の有り様。

 

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天麩羅もその場で揚げられ、塩をつけていただく大海老と鱧の歯ごたえに、私たちの表情は自然と綻びます。大海老ばかりを何匹も揚げて欲しい衝動に気づいた時、己の浅はかな業を恥じるとともに、この日の卓に乗せられたすべての食材とその調理配膳に関わる人たちに対し、心の底から感謝の念の湧き上がるを禁じ得ませんでした。

 

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目の前でシェフの茹で上げるそうめんを、葱や茗荷、錦糸卵、いくらを落として華やかに彩れば、さながら真夏の夜空に打ち上がる花火を見るよう。何も添えずとも涼やかで風味豊かなめんつゆに浸るそうめんが、薬味をひとつまたひとつと重ねるごとその味に厚みを有する様は、天空装備を集め身に付けていくドラゴンクエストの勇者の姿を彷彿とさせます。

 

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ここで私、つみれ汁の塗り椀に、カレー用の白ご飯、にぎり寿司盛合せのネタ4種に、小鉢の鰹たたき、そうめんのいくらを取り合わせて海鮮丼を仕上げるファインプレーで観客(妻)をわかせます。あとひとネタあればG7結成だったのですが、大海老はカラッと揚がっており、鮭はフライされ、スズキはポワレ、小海老はドレッシング付きのため断念いたしました。

 

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シェフの手がけた料理をアレンジした非礼をお詫び申し上げるとともに、新鮮なネタで申し分ない海鮮丼に仕上がりましたことをご報告差し上げたい。

 

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全20品の料理と7種のスイーツをたらふく堪能したあとは夫婦揃ってしばらく動くことができず、これがひとつの、究極の贅の形か、と、血の抜けた頭でぼんやりと考え至りました。10分ほど休んだのち、小雨降り止まぬ中、腹ごなしに歩いて御庭にかすかに舞うほたるを眺め、無事帰路に就いた次第です。

 

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今回も素敵な席をご用意いたたいた太閤園さんには、感謝の思いが尽きません。ご馳走様でした。

 

【お店】太閤園 迎賓館
【アクセス】大阪城北詰駅から徒歩1分
【メニュー】ディナービュッフェ 通常8,300円
【味】ひとつひとつが上質な味わい
【雰囲気】穏やかで和やかに賑わう宴
【妻の興奮指数】89

 

 

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