-- スポンサーリンク --
“野間口徹と鈴木浩介を足して割った男” を
水木しげるが描くとそうなりそうな店主
厨房内は彼の独擅場だ
早い時間で客が全然居ないのに
ガチャガチャと力一杯に鉄鍋を振り
注文に全力で応える様には好感を覚える
時折、学生らしき男の子を叱り飛ばしている
さて今日の狙いはカレー飯だ
カレー味の餡掛けご飯ということらしい
「かれーめし」と言うと
店主がカレー焼飯と聞き間違うので
「かれーはん」と言おう 教訓だ
かなりお腹が空いているので
もう一品、麺類も行こう
ラーメン400円、焼豚麺550円… 安い
だがカレー飯の対抗馬としては弱い
うーん…… よし決めた
注文を済ませたら
ひと息ついて店内を見回す
年季の入った建物に内装 喫煙可
ホール係のおばちゃん 民放を流すTV
ここまで “おぼこ” な要素は見当たらない
店主も昔はおぼこかったということだろうか
隣の客がよく飯食う客で
定食をごはん大盛で注文しており
仕切り付き弁当箱に山盛りにされていた
がっつり派には堪らない感じだ
-- スポンサーリンク --
まず揚麺が到着
揚げたてのごつごつ麺に
アツアツの中華餡がかかっている
言わば太麺の皿うどんだ
店主の顔の割に控えめな塩気
あと100円払うから海鮮を入れてほしい
ともかくサッサと食わないと麺がふやける
そして、ふやけて良い麺でもない
到着したカレー飯をさて置き
こちらを優先して片付ける
特に突出して美味しいということもないが
しっかりとボリュームがあり
これで550円は良いな！という感じ
次にカレー飯
たっぷりの白飯の上に
トロトロの餡がかかっている
言わばカレー味の中華丼だ
始めは轟々と湯気を立てていたが
揚麺と格闘する間に程良く冷めたようだ
待てよ
なんてこった
揚麺と餡掛けで被ってるじゃないか
・・・
まあいいか
もう少しカレー味が濃くてもいいが
中華の要素を残したどんぶり飯だ
こちらも意外にライトな塩味
特に突出して美味しいということもないが
しっかりとボリュームがあり
これで550円は良いな！という感じ
大衆中華飯店として
下手に飾らず、決して驕らず
正直一途に客の空腹を満たし続ける
そういう意味で “おぼこ” なのかもしれない
今度は餡掛け以外をいただこう
ご馳走様々
【お店】おぼこ飯店
【アクセス】近鉄布施駅から徒歩3分
【メニュー】揚麺550円、カレー飯550円
【味】納得の大衆中華
【雰囲気】年季の入った狭小老舗
【私のおすすめ度】A
– – – – – – – – – –
★私のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足！絶対おすすめ店
AA 満足！超おすすめ店
A おすすめ店
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない
-- スポンサーリンク --
