「餃子屋が餃子以外を出す意味」 こてつ家 担々麺


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なんば駅で下車して
外国人をかきわけ、地下道を抜け
たどり着いた目当ての店は人集りで断念
期待度を上回る行列には並ばない

 

(まいったなこりゃ…)

 

そのまま商店街を
ふらふら うろうろ
あちらを覗き こちらを覗き
日本橋に向かいつつ出逢いを求める

 

 

 

 

(餃子か… 餃子は明日に響くよなあ…)

 

ちょっと覗いてみると
ガラス戸に貼られたメニューに
“担々麺” の文字を発見

 

 

 

 

 

(お、担々麺? 担々麺か、いいな)

 

そうと決めたら即入店
音のしない固い引き戸を開けると
マイクロバスの車内ほどの超狭小店舗
運良く目の前が1席だけ空いている

 

「すいません、担々麺ください」

 

 

 

こてつ家
担々麺

 

 

壮年の店主がひとり
気さくに客と言葉を交わしながら
せっせと調理したり洗い物したりしている

 

(楽しそう。実際大変やろけど)

 

周りの先客に次々と
多種多様な餃子が運ばれ
都度、客にその説明をしている

 

(あ~餃子食べたくなってきた)

 

明日の仕事を考えて口を結ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗な橙
“うまビリ辛” とでも言うべきか
芝麻醤<花椒 な、ちょいシビレ系スープ
中央に乗せられた肉味噌を溶けば
さらにうま味が増してくる

 

もやしと水菜がみずみずしく
歯ごたえシャキシャキ
麺はしっかりめのむちむち中太

 

辛さもほどよく
汗が噴き出すほどではない
辛さ2倍~5倍できるらしい(別料金)
チーズリゾットもできるらしい(別料金)

 

 

 

 

 

(うんうん、いいな)

 

美味しく完食
いわゆる専門店が主力以外を出すとき
それは試作検討を重ねた自信作か
もしくは小手先のオマケ

 

 

 

隣に座っていた常連らしい男が
美味そうに啜る大盛りのざるうどん

 

(よし今度あれいってみよう)
(あと餃子も)

 

ご馳走様々

 

 

 

【お店】こてつ家
【アクセス】日本橋駅から徒歩5分
【メニュー】担々麺 800円
【味】シビレ系うま辛担々麺
【雰囲気】狭すぎるけど悪くはない
【俺のおすすめ度】A

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★俺のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足!絶対おすすめ店
AA 満足!超おすすめ店
A おすすめ店
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない

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