まき埜 二種盛り


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近場でうまいそば屋があると聞き及び昼休みに訪問 大阪は福島の店 まき埜 暖簾をくぐって戸を開けると壁 右を向くと縦長の暖簾 白塗りの壁に白い暖簾で上品な印象 店内はカウンター4席テーブル3卓 せまい ちょうど空いたテーブル席へ 案内される

 

まき埜 二種盛り

 

盛りそばと田舎そばで迷い 違いを店員のお姉さんに聞いたところ 「盛りそばはそば粉を10使って…」と言われ十割そばと勘違い あとで調べたところ この店は外一と言われる「そば粉10:つなぎ1」にこだわっているらしい 一方の田舎そばは二八 粗挽きで黒く香りがいいとのこと 二八が外二か内二か いや違いのわかる舌でもあるまい 結局 両方食べられる二種盛りを注文 +100円で 単品400円の押し寿司が食える とのことで 迷わず追加 お茶 うま

 

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「二種盛り一枚目どうぞ」 先に出てきたのは盛りそばと押し寿司 そばが白くて予想外 そういう製法があるのだろう まずは何もつけずそのまますする ツルツルシコシコ 歯ごたえと喉ごしが抜群 噛むとぱらりと崩れる 千切れるというより崩れて切れる食感 そばの香りが思ったより強くなくて 十年振りくらいに食べた十割そば(と、この時は思っていた)に アレこんな感じやっけ?と 以前京都だかで食べた香りの強い十割そばの記憶が否定された(香りや食感も店や素材によると後でわかった) 藻塩をつけたり つゆにつけたりしてたのしむ

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押し寿司は酸っぱくないし薄くもないし 上品で美味しい 醤油なしで全然いける 最近食べた押し寿司がコンビニので 香りや堅さや味付けの違いにいちいち驚く

 

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「二枚目、どうぞ」 盛りそばを半分のところで田舎そば到着 黒い 藻塩が合うとのこと まずは何もつけずすする ふわあと鼻に抜ける穀類の香り あ これが欲しくて来たかも 盛りそばを先に片付け ざるを乗せ換え田舎そばに取りかかる 藻塩たしかに合う(気がする) つゆに付けても美味しいが そばの香りが負けてしまう 結局半分くらい何もつけずにいただいた

そば湯が小さい急須で置かれた 注ぐと白く濁っていてドロドロ うおっとなる めんつゆを溶いて飲む やわらかい なめらかで喉に優しくて安らぐ ああ いい わさびを少し溶いてまた良し

久々にそばを美味しいナァと思いながら食べた コンビニのゴムみたいなそばも嫌いじゃないが 比べるのが申し訳ない程の 格の違い ミシュランガイドの一つ星というのも後で知った やはりそばはそば屋 御馳走様

 

【お店】まき埜
【アクセス】各線福島駅から徒歩圏
【メニュー】二種盛り1,450円、押し寿司100円(単品400円)
【味】品があって
【雰囲気】店は広くないけど席は狭くなく上品
【妻の興奮指数】18(事後報告)

 

 

 

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