「無限生パスタ」
LOKAL HOUSE
イタリアン ランチブッフェ


voco 大阪セントラル というホテルの1階にあるレストラン。年季の入った木造建材を組み合わせた、ロビーのダイナミックな内装が印象深い。建物に入って正面に受付、右手にBARスペース、そして左手がレストランスペースとなっている。市道に面したレストランスペースはゆったりとしたテーブルの間隔、吹き抜けの天井、一面のガラス張りによって敷地面積は小さくとも開放感のある贅沢な造りが工夫されている。

温かい料理の品数は多くないが、一品一品が趣向を凝らしたものとなっている。牛、豚、鶏肉料理は少々独特な風味と濃い目の味付けが施されており、一方スープやリゾットは薄味でメリハリが効いている。ショーケースに入った冷製の惣菜は8種、その中でも鯛のカルパッチョと紅いポテトサラダは至高の美味だった。合間につまめるブラックオリーブやナッツ類の配置も心憎い。

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パスタは、平たいフェットチーネと一般的なスパゲッティから麺を選び、ペペロンチーノとアマトリチャーナ(トマトソース)からソースを選んで、組み合わせを紙に書いて注文するテーブルオーダー制。もちろん食べ放題の一環だ。それとは別に、チーズの器でドロドロに仕上げられた濃厚クリームのスパゲッティも供され、これもライブキッチンで無制限に追加オーダーが可能。いずれのソースも濃い目の味付けと塩気でパンをそそる。また生パスタと謳われるモチモチの麺が幸福感を醸成する。

スイーツは8種。加えて自分で焼くワッフルコーナーがある。一通りを楽しんだ妻曰く、輪切りのチョコレートケーキとワッフルの生地が素晴らしかったとのこと。あと勧められて私も食べてみたパンナコッタが目を見張るような美味しさで、これだけ丼ぶりでいただきたかったほど。コーヒーはボタンを押すと豆をひいて出る自動のやつ。あといくらかの冷たいドリンクもあったが関心がなく手を付けていない。

約1時間半を絶え間なく食べ続けて肉、麺、鯛をしこたま詰め込んだ腹をさすりさすり退店。妻の手配によるとは言え、これで1人あたり3,900円とあっては格安と言って良いだろう。群を抜いて突出するような目玉コンテンツには欠けるものの、くつろぎ空間と確かな味、落ち着いたサービスで満足必至のビュッフェランチだった。ご馳走様々。

【お店】LOKAL HOUSE
【アクセス】肥後橋駅から徒歩5分
【メニュー】ランチブッフェ
【味】濃い目の味付け多め
【雰囲気】都会のオサレレストラン
【私のおすすめ度】A+

★私のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足!絶対おすすめ
AA 満足!超おすすめ
A おすすめ
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない

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