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ディーン・アンド・デルーカはレストランではない。本業は食品の小売事業、言わば店内でのイートインを備えた食料品店である。ジョエル・ディーンとジョルジオ・デルーカによって40年前にニューヨークで創業されたという。
キッシュプレート1,200円
ロングパスタ1,500円
様々な食料品が所狭しと並ぶ店舗の前に、行列を作る人たち。ちょうど昼時とあって6~7組は並んでいる。目当ては皆もちろんイートイン。しかし意外にも列はどんどん進み、10分ほどで入店ができた。
カウンターに妻と並んで腰掛けメニューを眺める。大阪ランチとしてはなかなかのお値段。しかしパンが食べ放題だと考えれば、特に高くはないと思う。
妻はキッシュ、私はロングパスタを注文して、レモンの香る水(この店の唯一の不満点、おいしくない水)をちびちび飲みながら待つ。滝を臨むテラス席もあるようだが、音がザアザアと鳴るので会話や注文時に困りそうに思う。
まずパンが2種類、かごに乗せて運ばれた。白いもちもちの(チャバタ?)と、塩の振ってあるの(フォカッチャ?)。どちらももちもちでうまい!特に白いもちもちの(チャバタ?)は自分のパスタが出て来る前に片付いてしまった。
妻のキッシュが運ばれた。キッシュについて私は実はよく知らなくて、要するにパイの一種なのかと思っていたら、まあ、その通りパイの一種だった。キッシュをよく知らないがゆえにパスタを注文した所もあるが、それを後悔するほど、キッシュの出来栄えは良かった。マカロニのように筒状になった固めのパスタも悪くはなかったが、キッシュにすべきだった。妻はサラダプレートが気になると言っていて、隣の客に運ばれたサラダプレートは、確かに良さそうだった。流石に写真は撮れない。
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お代わりには甘いパンを、その次のお代わりにはまだ食べていないパンをなどといって頼み、しまいには店員が取り分ける台の前まで行ってこれとこれなどと指さす始末で、そのとき選べた一通りと、最後に気に入った白いもちもちの(チャバタ?)をもう一度いただいて、もう、これでもかというほどパンを堪能した。
会計を済ませたあと、折角なのでと売り場を見て回ると、店内には実に色々なパンやキッシュ、ケーキが並べられ、なかには今しがた腹におさめたものもちらほら。それぞれ1個3~400円くらいの値が付いており、やはりランチの価格帯としては妥当なラインだったと振り返る。
ディーン・アンド・デルーカのコンセプトにある『「美しさ」の中にいることを五感で感じられる店 “Museum For Fine Food”』は、華やかな内装、手に取れる品揃え、パンの良い香り、客の賑わいに加え、イートインを完備して叶えられていた。
また良い店に出逢えた。
ご馳走様々。
【お店】ディーンアンドデルーカ
【アクセス】グランフロント大阪地下1階
【メニュー】キッシュプレート1,200円、ロングパスタ1,500円
【味】キッシュ美味、パン塩系良し・甘系はややパサパサ
【雰囲気】開放的、接客良し
【妻の興奮指数】80
【俺のおすすめ度】A+
– – – – – – – – – –
★俺のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足!絶対おすすめ店
AA 満足!超おすすめ店
A おすすめ店
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない
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