「おじさんのためのステキ空間」- 福家 瓶ビールときずし他


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外観

 

 

入り口横の高い位置に据え付けたテレビで競馬中継を流していて、そのテレビに向かって横並びに座る50-60代のおじさん達。ちょうど阪神の第5レースが終わったところ。おじさん達は、新聞に何か書き込んだり、立ち上がって配当の画面を近くで確認したり、苦い顔をして連れのお猪口へ徳利を傾けたり、吸いかけの煙草を灰皿に置いて新しく煙草に火をつけて笑っちゃったり、割と自由に過ごしている。彼らにとってここは「飯を食いながら競馬中継を観る場所」で、この時、店内で競馬に関心がないのは私と友人と、店員のおばちゃんくらいのようだった。

 

 

冷蔵庫1

冷蔵庫2

 

 

客は冷蔵庫から適当におかずをとって、ビールをとって、自分で栓を抜いて座る。おばちゃんが来て「(おかずを)あっためますか?」と聞く。ちなみに冷蔵庫に無いおかずでも、壁に掛かった献立表に無いおかずでも、出来るものは作ってくれる模様。ご飯と味噌汁はおばちゃんに頼む。なお、おかず・ご飯・味噌汁がセットになったお得な “定食” は、土日はやっていないらしい。

 

瓶ビールときずし

煮魚とか玉子焼きとか

 

 

取り敢えず瓶ビールときずし。下戸の友人は煮魚と出汁巻き、きんぴら牛蒡にご飯。ビールのグラスとお茶のグラスで乾杯。そしてたわい無い話で盛り上がるうち、あっという間にビール瓶は空になる。再び冷蔵庫へ立ち、ヘレカツとぬか漬けを取り出して、カツをおばちゃんに渡すついでにご飯も注文する。「カツはマヨネーズ要りますか?」と聞かれ、お願いする。席に着く頃、阪神第6レースが発走した。

 

ヘレカツとご飯とぬか漬け

 

 

食べた限りだが、これと言って突出して美味しいおかずはない。オッと目を引く品もない。しかし “外さない” 大衆食堂ならではの無難さを備えている。うっかり味噌汁を頼むのを忘れてしまったが、こういう店の味噌汁は大抵、間違いがない。

 

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会計は食後の皿を見ておばちゃんが電卓を叩く。同じ “食堂” でも、食券を買わせたり、一連のルーティンで前払いさせるようなチェーン店とは違い、システマチックとは無縁のアナログ経営。

 

茶碗の底に屋号

 

 

最低限の礼儀をわきまえたおばちゃんのフランクさ、親戚の家のようにラフに振る舞う客(おじさん達)、競馬の実況をBGMに、レトロな雰囲気の内装。すべてが抜群の “ゆるさ” をもって、このステキ空間を形作っている。おかずとご飯を軽く摘まみたいとき、腰掛けにビールを一杯引っ掛けたいとき、使い勝手の良い食堂に、なんばの外れで出逢った。競馬ファン達の憩いの食事処、福家。店構えからして長く営業されていそうだが、是非この雰囲気でまだまだ続いて欲しい。ご馳走様々。

 

 

【お店】福家
【アクセス】近鉄日本橋駅から徒歩5分
【メニュー】きずし400円、焼き魚300円etc
【味】素朴そのもの
【雰囲気】ザ・大衆食堂
【俺のおすすめ度】A+

 

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★俺のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足!絶対おすすめ店
AA 満足!超おすすめ店
A おすすめ店
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない

 

 

 

 

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