「満足感、満腹感、そして達成感」
ラーメン荘 歴史を刻め なかもず店
ラーメン


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3月末 寒の戻り
小雨降る週末のなかもずの街は
悠とした人々の暮らしを現している

 

小売店のような引分けの自動ドアを入れば
カウンター半分を埋める先客と
券売機の前に5人の列と
その列に向かって麺量の説明をする店員

 

 

 

ラーメン荘 歴史を刻め なかもず店
ラーメン
麺並にんにくあり?野菜アブラ増し

 

 

券売機から出てくるのはプラスチックの札
白い札は普通のラーメン
案内された席の前に置いて待つ
麺少なめを希望する場合は
券売機横の洗濯バサミで札を挟む

 

カウンターには唐辛子しか無く
お冷や おしぼり 箸 レンゲまで
店の奥へ取りに行くセルフサービス

 

 

 

配膳の順番が来ると
にんにく入れますかと問われるので
アリ ナシ 増し 少なめ などと答え
そこで口を閉じると他のトッピングは
デフォルトという注文になる

 

にんにく以外のトッピング調整したいなら
「にんにくアリ、野菜アブラ増し」
というふうに一気に伝える
「あいよ!!」
気持ちの良い返事とともに
野菜をトングで摘まみ盛り付けが始まる

 

なるほど 固茹での太麺だからこそ
茹で上げてどんぶりに移してからでも
一杯ずつトッピングを確認して
盛り付ける余裕があるわけだ

 

注文方法を整理すると──
★ラーメンの種類 … 券売機で選択
★麺の量 … 洗濯バサミで主張
★トッピング … 口頭で注文

 

 

 

 

 

 

良き見栄え 壮観である
2枚の大判チャーシューが頼もしい
上から下まで高カロリーが溢れ出して
さあ むさぼり喰え!と本能に囁きかける

 

 

いただきます

 

 

まず野菜からやっつける
味付き背脂と豚骨スープを絡めつつ
シャキシャキ食感のモヤシをこなしていく
時々厚みのある豚肉をかじる
イケイケどんどんである

 

にんにくは
まったく香味を感じなかった
入れ忘れたのではないかと思われるが
それはもはや些末なこと
走り出した列車は止められない

 

 

いわゆる “天地返し” からの麺リフト

 

半分ほど食べ進めたところで
別添えで出てきた増し分のアブラを投下
底から混ぜ返して麺をサルベージする
おらおら300gはダテじゃねえぜ?
いかつい太麺が私の顎を挑発する

 

がつがつムシャムシャと
ラーメンを啜るというより
“そういう料理” を喰らっていく

 

 

半分くらいからなかなか減らない

 

 

5分かけて一気に完食
さすがに汁までは呑めない

 

 

二郎系を食べた後に感じる情動には
満足感や満腹感とは別に
達成感というものがある
今回もまた然り

 

席を立つ頃には
店内外あわせて12~3人の待ち客
さすが府大生御用達の人気店
ご馳走様々

 

 

 

 

 

 

【お店】ラーメン荘 歴史を刻め なかもず店
【アクセス】白鷺駅、なかもず駅徒歩10分
【メニュー】ラーメン 750円
【味】安心できるタイプの二郎
【雰囲気】殺風景、カジュアル
【俺のおすすめ度】A

 

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★俺のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足!絶対おすすめ店
AA 満足!超おすすめ店
A おすすめ店
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない

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