「アワザ デ モーレツ 旨辛カレーライス」 ヌワラ カデ ヌワラプレート(マトン)


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─外観─

先客はひとり。
それも間もなく食べ終わりそうな感じ。
やったぜ、貸し切り状態だ。

─ロッダグループ2号店とのこと─

1人また1人と奥から現れた
やけにガタイのいいスリランカ人?に
案内されるまま、カウンター席に掛ける。
ギネスのゴムマットがかっこいい。

─メニュー最初のページ─

店「ゴチュウモン?
私「この、ヌワラプレートをください

店「おコメ イエローライス? バスマティ?
私「バスマティーライスで

店「ニクは チキン? ポーク?
私「ふんふん?

店「フィッシュ? マトン? エビ?
私「うーん

店「イノシシ? シカ?
私「えっ、イノシシ、シカ!?

店「(メニューをめくる)

私「ほお~~、ほお、うーん(5秒)
店「………

私「鶏、羊、猪、鹿、あ~~~……(10秒)
店「………

私「マトンか、シカか……ハァ……(10秒)
店「………

私「ん゛ーーーーーーーーー(10秒)
店「………

私「マトンで
店「マトンネ

ていうか、メニューぶ厚いなあコレw

─今日イチのシリアスなシーン─

ホール係の店員と一緒に
現地?のTVドラマを眺めて待つこと3分。

─おはなばたけみたい!─

彩り豊かで華やかですな~!

手早く写真を撮ったら、
早速カレーとライスをひと掬い。

おお~~!!

怒涛のスパイシー大爆発。
すかさず押し寄せる辛さの波。
重厚な旨味と、したたかな刺激。

ええよ、うまいよ、からいよ!

ひとくちサイズのマトンは、
ムギュムギュッとした噛みごたえ。

草、…土? ………草?

独特の風味が、スパイスの後から現れる。
臭みはなく、青々しく香ばしい。
たまに骨があるので要注意。

─たまに現れるゴツめの骨─

周囲のイモや葉モノの副菜は、
少しずつ味見したあと盛大に混ぜ、
“わやくちゃ” にして食す。

っほお~~!

─“わやくちゃ” カレー!─

複雑なのに “ひとつ” であり、
そのひとくちが “多元的” である。
口の中は不思議の坩堝るつぼとなって、
浅はかな思考は空廻る。

宇宙ユニヴァース!!

その後いろいろ組み合せて食べたけど、
結局、全部混ぜて “わやくちゃ” か、
逆にシンプルにルーとライスで好し。

だんだんと、辛さが立ってくる。
舌は次第にピリピリとしびれ、
鼻がスンスンと鳴り、額には汗が滲む。

ビバ、カレーライス

食うほどに活力が湧いてきて、
スプーンのシャトルランが止まらない!
次の一口次の一口次の一口次の

「ドウデスカ?

不意に後ろからした声で、我に返る。

「うまいですね、辛さもちょうどいい

店員はニコリと微笑んで見せ、
ふたたびドラマへ視線を投げた。

落ち着きを取り戻した私は、
後引くスパイシーに身をまかせ、
よく味わいながら完食。

大盛りでもないのに結構な量で、
むしろこれ以上多いとしんどいかも?
「大盛り無料、でも残したら罰金200円」
とメニューにはあるが…。

バナナの皮を剥いて放り込み、
ひとくち量のミルクティーを流し込む。
甘さと冷たさが、灼けた舌をなだめる。

フゥーーー

吹き出すひと息はスパイシー。
店員と一緒にドラマを眺めて小休憩。

今度はシカか、イノシシか?
うん、今度考えよ。(0.5秒)
ご馳走様々。

【お店】ヌワラ カデ
【アクセス】阿波座駅から徒歩すぐ
【メニュー】ヌワラプレート(マトン) 1,600円
【味】重厚で刺激的なカレーライス
【雰囲気】ゆったり異国情緒
【私のおすすめ度】AA

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★私のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足!絶対おすすめ店
AA 満足!超おすすめ店
A おすすめ店
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない

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