大阪麺哲　醤油雲呑

 

 

トーーーン

 

澄んだスープを啜ったときに、
舌が感じるインパクトは、
擬音にするとこうだ。

 

大阪麺哲
醤油雲呑(しょうゆわんたん)

 

店の表に一筆。
「味に味なし　人に味あり」
なるほど、わからん。
我思うゆえに我在り的なことかな？

 

つるつるの麺に、つるつるワンタン。
肉々チャーシューに少数精鋭の薬味たち。
なにより、透きとおったスープ。

 

ムダ無し、むら無し、文句無し。
醤ラの勝利の3無い。

 

トーーーン

 

そうか、このラーメンは、あるがままだ。
スープが、カエシが、麺が薬味が、
互いを邪魔せず自然に、
あるべくして “整って” いる。

 

私の口から喉、
そして喉から胃袋へ、
通るべくして “中心を” 通る。

 

すべてがひとつの器に込められ、
そして「はて？ 」すでに無し。
やがて訪れる “御馳走様” それは必然。

 

「味に味なし　人に味あり」

 

なるほど、

 

 

わからん。

 

【お店】大阪麺哲
【アクセス】東梅田お初天神通り外れ
【メニュー】醤油雲呑900円
【味】クリアな味わい
【雰囲気】小綺麗な板張りだけどせまい
【妻の興奮指数】8(土産話)
【ひろしの興奮度】割と。