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店名は「めんしょう てんぱ」と読む。人影まばらな河内国分の夜道に浮かび上がる「鶏そば」の文字。戸を入ればすぐ左に券売機。目当ての “濃厚ブラッ… ん？ こ、これは… “究極奥義” だと！？思わず店員に声をかける。
究極奥義(1,280円)とは…無想転生 ラーメン(濃厚orあっさり)＋麺大盛＋フルトッピングのことらしい。お得。だがフルトッピングは欲しいが麺大盛が要らない。少し迷って、“濃厚ブラック” → “トッピング豚” の順にボタンを押す。
麺将 天破
濃厚ブラック
トッピング豚
ドロみ、ザラつきある鶏スープは実に濃厚。しかし色の濃い見た目からは意外にも、醤油味の主張は抑えめ。うまい具合に合わせるものだな…。からさを感じない “濃厚” ラーメンは多くない。
麺はへろへろの柔らかめだが、プリッとした食感を留め、短くて愛嬌がある。そして、スープをよく運ぶ。いい麺。そしていい取り合わせ。
トッピング豚は不要だった。
豚は豚小屋へ行け。
大振りなどんぶりにたっぷりのスープと麺。やはり麺大盛でなくとも十分なボリュームだった。秘奥義(1,180円)とかで麺大盛なしのフルトッピングしてくれないだろうか？
味の濃さこそが正義…
そんな時代に天破は一石を投じた。
ご馳走様々。
【お店】麺将 天破
【アクセス】近鉄河内国分駅から徒歩3分
【メニュー】濃厚ブラック＋トッピング豚1,010円
【味】濃いのにからくない
【雰囲気】めっちゃ場末のラーメン屋
【俺のおすすめ度】AA-
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★俺のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足！絶対おすすめ店
AA 満足！超おすすめ店
A おすすめ店
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない
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