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太閤園
太閤園×伊藤久右衛門コラボレーション
抹茶スイーツ&ランチビュッフェ
伊藤久右衛門は京都府宇治市を拠点に、お茶やスイーツを販売する老舗小売企業です。
2014年には「宇治抹茶カレー」をリリースし話題となった。(Wikipedia)
今回のランチビュッフェは、太閤園が伊藤久右衛門とコラボして、抹茶、ほうじ茶を使った料理やスイーツで、涼やかな夏の味わいを堪能させてくれる。という企画とのことです。
DMのイベント案内に「お庭を臨む」とあったので、迎賓館か別館かと思っていたら、クロークで案内されたのはゲストハウス桜苑、それも「庵」で、僕ら夫婦が結婚披露宴を挙げさせてもらった会場でした。ああこっちの庭か~と。チャペルへの通路や庭の茶室を眺めて当時を懐かしみ、その頃には影もなかった娘の生をあらためて奇跡と感じられました。
余談が過ぎました。
太閤園の食事会に参加するたびにしみじみと、スタッフの立ち居振る舞い、さわさわと静かな客の話し声、ゆったりとした座席、上品で穏やかな雰囲気、ぜんぶを含めて「美味」と呼ぶことができるのだろうと思います。いつもながらの質の高い料理から、特に素晴らしいと感じた品をレビューさせてもらいましょう。
●水出し煎茶
キンと冷えた煎茶が口内だけでなく息も気持ちもさっぱりさせてくれます。ごくごく飲めちゃうけど、ごくごく飲んだらちょっと勿体ないような、涼やかで香ばしく美味しいお茶。
●ベーコンのブランマンジェ 抹茶のクーリ
小匙で掬って舌に乗せれば、ひんやりとした温度の向こうから、ふっと駆ける抹茶の香りをかき消すほどの、燻製肉由来の旨味があふれて出して来ます。個性的で食欲をかき立てる、先付にうってつけの冷菓。
●鱧フライと海老フライ 抹茶塩を添えて
あられ混じりのカリカリ衣に包まれた、海老のぷりぷり食感が嬉しい。抹茶塩でも、抹茶マヨネーズでも美味しくいただけました。鱧はちょっと衣が勝ちすぎているように思いました。
●ほうじ茶の牛しゃぶしゃぶ
ほうじ茶にくぐらせた牛肉の肉質はもちろん、合わせて盛り付けられた葉物とえのきの食感に、さらりとした胡麻ポン酢と紅葉おろしの取り合わせが秀逸でした。調子に乗って5人前もいただいてしまいました。
●うなぎ蒲焼の抹茶飯バッテラ
柔らかなうなぎの食感と、ぎゅっと引き締まった米のコントラストが楽しいひとくちサイズのお寿司。味も申し分なく、何個でも食べられそうでした。実際に何個食べたかは覚えていません。
●ほうじ茶とお出汁で楽しむお茶漬け
ほこほことした鯛の身がふんだんに混ざったご飯にしらすをたっぷり乗せ、さらに焼きたらこを乗せ、上から熱い出汁をかければ、至高のお茶漬けの完成です。しらすに代えて鮭のほぐし身、出汁に代えてほうじ茶をかけても抜群の組み合わせでした。
●抹茶グリーンカレーとナン
大人向けのピリリと辛いグリーンカレー。鶏肉と角切り野菜がごろごろ入った “食べるカレー” は、ナンにつけても勿論のこと、白ご飯にかけても美味しくいただけました。
僭越ながらスイーツも少しだけ。
●抹茶と白ごまのオペラ
ねっとり、ずっしり濃厚なジョコンド生地が見事な傑作。芳醇な抹茶の風味が気道を充たします。よほど気に入ったようで、妻は立て続けに3個食べてました。
●抹茶ブリュレ
とろりとした舌触りに、やわらかな甘味。加えて、しっかりと抹茶の風味が感じられる逸品でした。
スイーツは他にも色々ありましたが基本的に甘味は妻の担当で、僕が口にしたのはこのくらいです。ちなみに甘い物があまり得意でない僕でも、先のオペラの素晴らしい出来映えは十分に理解できました。こんなに濃厚で深みのあるスイーツがあるのか!と感激した次第です。
なお1歳の娘は、太閤園が用意してくれたテーブル付の大きなベビーカーに座って、鯛飯や煮野菜、ナンなど味付けのライトな品をもりもりと食べ、大変ご満悦の様子でした。会場の和やかな雰囲気や、スタッフや他のお客さんが優しく微笑みかけてくれることもあってか、珍しく終始ご機嫌良好。
文字通り老若男女が楽しめる素敵なランチビュッフェでした。僕の誕生日パーティーを兼ねて太閤園に行こうと提案してくれた妻に大感謝。大変素敵なランチでした。ご馳走様々。
【お店】太閤園 ゲストハウス 桜苑
【アクセス】大阪城北詰駅から徒歩1分
【メニュー】抹茶スイーツ&ランチビュッフェ 4,500円
【味】言わずもがなのクオリティ
【雰囲気】穏やかで上品なひととき
【妻の興奮指数】77
【俺のおすすめ度】AA
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★俺のおすすめ度格付(僭越ながら)
AAA 大満足!絶対おすすめ店
AA 満足!超おすすめ店
A おすすめ店
B 可もなく不可もなく
C 人によってはおすすめしない
D おすすめしない
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