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以前、美味しいイタリアンを腹一杯食べたいと思い立って寄らせてもらった際には、無予約は1時間半待ちだと言われ、虚しさと、切なさと、それと心強さを胃袋に飲み込んで、後日あらためて予約を取って訪れた。
ザ・リッツ・カールトン大阪
スプレンディード ランチブッフェ
定額料金での食べ放題、いわゆるバイキングだが、さすが一流ホテルのレストランということで、そのクオリティはやはりしっかりしたもの。店内の雰囲気やスタッフの応対は勿論、客にも心なしか品がある。料理に関しても、いや、私には繊細な味の違いなどわからないが、良い素材の良い旨味を堪能することができた。
こういう上品な店ではやはり、たとえばビアガーデンで仕事帰りのオヤジがそうするように、皿に料理を混ぜこぜに盛り上げるのではなく、食べたいものをバランスよく盛り付けて見た目も美しく、その品に合わせて楽しむべきだろう、なにも取り合わなくたって美味しい料理は尽きないのだから、という私の浅はかな考えは、ニコニコとデザートを取って戻った妻にはどうやら通じていなかったようだ。
【お店】イタリア料理 スプレンディード
【メニュー】ホリデイ・ブランチ・ブッフェ
【価格】大人 4,900円
【ボリューム】∞
【味】さすがの美味しさ
【雰囲気】素敵な店内で上品にざわざわ
【妻の興奮指数】85
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