餃子専門店イチロー 心斎橋店　ギョーザ

 

 

妻とふたりしてキョロキョロと探しながら歩いていたのに、気付かず一回通り過ぎた。まっ赤な看板をがんばって見つけましょう。

 

餃子専門店イチロー 心斎橋店
ギョーザ

 

 

ギョーザと書いた白い暖簾をくぐると、せまい店内にL字のカウンター。そのカウンターの内には中国人のおばちゃんが独り。「やってる？」「ハイ」愛想はない。

 

外は静か。低い声のNHKラジオ。壁にはあたりまえのようにイチローのポスター。がんばろう神戸ということか。まさかそれで看板が神戸なのか？　頭上に貼り付けてある「ピータン」や「バンバンジー」の文字がちょっと気になるが、二軒目ということで軽めに、餃子とビールだけ。

 

木製のカウンターを手のひらでこすったり、ビール瓶を回したりしてしばらく待つ。妻は少し眠そう。先につけだれが出される。味噌とラー油？の合わせだれ。そしてまたしばらく待つ。餃子は時間のかかる料理なのだ。

 

ジュワ～～～ッ！

餃子焼き機？の蓋がひらく。
「ハイお待たせ」本当愛想ない。

 

 

こんがりよく焼けた餃子は小粒で、なんだかお菓子みたい。「かわい～」妻も思わずこぼす。まずはそのままいただく。一口でちょうど一個。

 

 

こ　これは…皮ッ！　うま皮ッ！

 

ぷるぷる、もちもちとした厚めの皮は、これは水餃子用かな？と思わせる。味噌のつけだれともよく合って、いいですね、美味しいですね。世には餃子定食なんてものもあるけれど、これは餃子だけを食べるための餃子だと思う。中華本来の食べ方ということか。

 

店構えとおばちゃんの雰囲気は怪しいけれど、思い切れば女性一人でも冒険できると思う。香ばしいギョーザは確かに美味い。ただ個人的にはもうちょっと餡を多めに詰めて欲しいかな？食いしん坊やからね！

 

ご馳走様々。

 

【お店】餃子専門店イチロー 心斎橋店
【アクセス】御堂筋線なんば駅から徒歩10分
【メニュー】ギョーザ　1人前7コ　280円
【味】外カリッ　皮モチッ　ジューシー
【雰囲気】狭小、雑然、隠れ家的。
【妻の興奮指数】66